インターネットにつながってれば、タダでいろいろ楽しめます。

ええそうなんです。

その自信はあります。

ネットのサービスに金を払うなんて考えられません。

なぁんていう僕が最近影響されまくっているのが『FREE』です。


フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略


今、めっちゃ売れてますので、もう読まれた方もいらっしゃるかも知れません。


いやー、おもろいです。

読みやすいです。ロジカルです。

で、やりたくなります。

つまり、フリーで勝負したくなります。

もうしたくなってるんです。僕。

会社でも言いふらしてます。

なんとなくみんなその気になってきました。

なんとなくやれそうな感じです。




まー、知らないうちにインターネットってもんが普及してましてですね。

それで商売するっていうやり方が結構有効になってたんですね。

しらんかったー。

もう13年くらいインターネットやってるんですけどねぇ・・・。




えーと、『FREE』に何が書いてあるかというと、

・デジタルデータって、コピーしまくれるよねー。音楽とかソフトとかさー。
・コピーしたものをネットに載せたら、世界中にバラまけるよねー。
・有料の音楽やソフトもタダで出回るよねー。
・だったら、タダになることを前提で商売したらええんちゃうん?

ってな感じです。

で、それをうまいことやってるのがGoogleっていうワケです。

一部の人がお金を払ってくれれば、その他の大多数の人は無料でもOKっていうわけです。

むしろ、無料にすることで裾野を大きく広げ、プレミアムな有料商品を買ってくれる人をさがそーぜーっていうノリです。



僕はいわゆるパッケージソフト屋さんにいまして、パッケージソフトっていうのは「パカパカビジネス」だと言い続けてきました。
パカパカとCD-ROMを焼いて広くばらまくのがパッケージの強みだと・・・。
ソフトができあがってしまえばコピーするコストなんてやっすいもんですからね。
バラまいたほうがいいわけですよ。基本的には。
もちろんそれがお金に変わらなければダメですけどね。
ターゲットがある程度広いのであれば、パカパカやったほうがいいワケです。


なぁんて考えていたところに『FREE』が出てきました。
この本で言ってるのは、CD-ROMですらなくてネット上においておけば、コピーのコストや在庫のコストなんてものはゼロであると考えてもいいってことです。
どんどんHDDの値段はさがるし、ネット回線の値段も下がる。1つのソフトを保存するコストなんて無視できる!ってなことです。
まぁ、その通りですわな。

ちゅーわけでぼんやり考えていたことがはっきりと書かれてたワケで、すでにそれでもうけている会社や人もたくさんいるわけで、僕もそのエッセンスをいただいてうまいことやりたいなーと思うわけです。


たぶんですねぇ、この本を読んで、なるほどなーとか、ウチの会社だとこんなふうにできるかなーとか考える人は多いと思うんですよ。
でも、実行する人ってほとんどいないハズなんです。
そもそもコピーするデータがそんなにないんじゃないかなーと思います。
いや、実はいっぱいあるのかも知れませんけどね。
ま、少なくとも僕にはあるんです。ま、個人で持っているわけではないんですけどね。
でも、回りを口説けばなんとかなる状況にはいるワケです。
だったらやったほうがおもろいんちゃうかと。そもそもネットを絡めた商売がやりたいって思いつつ社会人になったんとちゃうんかと。あ、そーだった。今思い出した。

大学時代にですねぇ、インターネットなるものが日本に普及し始めたんですよ。

僕は93年に大学に入学したんですけども、95年くらいですかねぇ。インターネットってものに初めて触れたのは。

ジャイアント馬場の等身大画像が・・・とかありましたけどねぇ、結局データが重くて見られませんでした。大学の学生課にネット環境があって、用もないのに行ってましたねぇ。ドキドキしました。

まだ一流企業でもホームページをもっていない時代ですよ。

そうか、Windows95が出た年だ。

1995年はこんな年だったらしいです。


えーとなんでしたっけ?久しぶりにHTMLタグなんぞ書いたからなんの話か忘れたぞ・・・。

あぁ、そうそう。そのときに『WIRED 日本語版』って雑誌があって、愛読してました。

Wired [US] February 2010 (単号)

Wired [US] February 2010 (単号)

この雑誌の編集長が、『FREE』の監訳、あ、監修か・・・をした方なんですが、もう眠いので、この話はまた・・・。